コーポレート・エクスプローラー ―新規事業の探索と組織変革をリードし、「両利きの経営」を実現する4つの原則
「両利きの経営」の関連書籍としては3冊目となる本書は、大企業の中から、新しい探索事業の立ち上げるリーダー(コーポレート・エクスプローラー、CE)に焦点を当てています。CEはスタート・アップの起業家とは異なり、イノベーションを起こしつつ、既存事業の変革も担う存在です。実際に存在するCEの事例にフォーカスし、「両利きの経営」の最前線を描き出しており、実践上の智慧が満載です。
本書は加藤が版権の獲得から関わった思い入れのある本です。本書の解説も担当しており、日本における「両利きの経営」の現状とその打開策を述べています。
英治出版、2023
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両利きの組織をつくる
-大企業病を打破する「攻めと守りの経営」
「両利きの経営」の提唱者であり、恩師であるチャールズ・オライリー教授、ウリケ・シェーデ教授との共同研究から生まれた組織経営論。
スタンフォード大学経営大学院のビジネス・ケースとなった、日本を代表する素材メーカーAGC(旧旭硝子)の組織変革事例をベースとして、理論・実例・実践知の3つの観点から、日本企業における組織進化の道筋を描き出す。
英治出版、2020
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組織の壁を越える
-「バウンダリー・スパニング」6つの実践
原題は「Boundary Spanning Leadership」。
バウンダリー・スパニング・リーダーシップとは“組織の壁”を越えるために求められるヒューマン・スキルのこと。リーダーシップ研究で定評のあるCCL(Center for Creative Leadership)による実証研究がベースとなった名著の翻訳。加藤が日本企業における実践者の立場から解説を寄稿している。
英治出版、2018
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組織は変われるか-経営トップから始まる組織開発
日本企業で組織開発を実践するとはどういうことなのか。
実践家の視点で、17年にわたる試行錯誤の経験を総括した。
実在企業をモデルとしたストーリー形式で、研修とは異なるリアルな組織開発を実践する際の要諦を解説。
加藤雅則著
英治出版、2017
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「自分ごと」だと人は育つ
株式会社博報堂の人材開発部門(「博報堂大学」)にて、取り組んだ新人OJTプログラムの開発と実践をまとめた一冊。「人が育ちにくい時代」という、環境認識から組み立てた育成プログラムが特徴。加藤は、プログラム・デザインから、ワークショップ、個別コンサルティングまでを担当している。
2014年HRアワード最優秀賞受賞
博報堂大学編
日本経済新聞出版社、2014
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自分を立てなおす対話
十数年にわたる試行錯誤を通じて実践者としての加藤が辿り着いた、組織で活かせる対話のアプローチを紹介。独自のプログラム("オーナーシップ・プログラム"、"智慧の車座")を詳細解説。企業組織における実践事例を豊富に掲載する。
加藤雅則著
日本経済新聞出版社、2011
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ナラティヴ・アプローチ
私淑する野口裕二先生(東京学芸大学教授、社会学者)の編著による専門書。各分野における専門家が、ナラティヴ・アプローチの実践を紹介する。加藤は10章「組織経営」を担当。
野口裕二編、勁草書房、2009
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