お知らせ&実践研究レポート

学び止め
2011.09.14
各地の出張先で、読書会を開催していただいています。最近の対話ブームもあって、熱心に参加される方に出会えて、嬉しく思っています。ただ、ひとつ気になるのが、熱心さのあまり、正解が与えられることを期待して来られる方が、たまにおられる点です。当然、わたしが正解を知っているわけではありません。私はこれまでの試行錯誤の経験を共有しているだけなので、出来ればお互いの実践知を交流したいのです。

正解を与えられることを待つのではなく、自らの実践知を積み上げるのには、一度、「学び止め」をする必要があるように思います。新しい理論や考え方を学ぶこと、学び続けることは大切です。しかし、ある一時期、それを自分なりに実践し、試して、工夫する期間を持つ。これをしないと、いつまでもマインドセットが生徒のままになってしまいます。

学び止め=発酵する時間
正解を見つけようとする構えから、自分なりのスタイルを創ろうという構えを大切にしたいものです。

 

 

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