お知らせ&実践研究レポート

再考:選抜型研修の目的とは?
2014.08.20

今年は、直接、経営トップの方とお話させていただく機会が多い。
エグゼクティブ・コーチングのセッションを踏まえて、研修のトータル・デザインを
考えるパターンが増えてきている。

いつもは、受講者にとっての研修の目的・意味ばかりを考えていた。
改めて、経営にとっての研修を実施する目的・意味とは何だろう、と考える。

それは、「人材の発見」だと思う。

特にトップ経営者に提言をするアクション・ラーニング型の場合にあてはまる。
もはや、単に学んだ内容を自社の事例で試してみるレベルではない。

経営トップが「コイツは面白い」、「次の時代を担える人材」と思ったらば、
実際に配置転換する、プロジェクトを立ち上げさせる、等につなげないと
研修の成果は受講者個人の能力開発のみで終わってしまう。

「研修=人材発掘の機会」という視点で、研修を入り口とした組織開発を
継続していく。

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