お知らせ&実践研究レポート

人材育成の二つの軸
2011.07.07

続いて、こちらも、中原先生の受け売りです。人材育成については、大まかにいうと、二つの分類があるそうです。ひとつはある経験を付与することで、その人を育成するというもの(経験上のストレッチさせるという手のものですね)、もうひとつは、職場の関係性の中で、その人が育つというもの(上司や先輩の背中を見て育つ、という感じ)。なるほど・・・。確かにこの分類はシンプルで、わかりやすいです。

拙著「自分を立てなおす対話」で、「自分を立てなおす起点=絶対感覚×共通感覚」という表現をしましたが、「絶対感覚」は個人の試行錯誤を通じて得られる感覚ですし、共通感覚は場の関係性の中で、感じ取られるものです。成功・失敗体験から人は学び、さらに濃密な関係性の中から、自然に学びとるものなのでしょう。

人材育成のプログラム、ワーク・ショップのデザインをする上で、柱となるような知見を教えていただきました。納得!

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